Q
自動車同士による追突事故が発生しました。
事故の内容として、後方から「あおり運転」をしてくる自動車に対し、前方の自動車が急ブレーキを行ったことが原因です。
この場合の過失割合について教えて下さい。
A
前方の自動車にも過失割合が発生する可能性があります。
基本、追突事故の場合は、追突した自動車が100%の過失を負うことになります。
特に、安全な車間距離を取らずに「あおり運転」をしていたことが問題となります。
一方で、自動車が不必要に急ブレーキをかけることは禁止されているため、故意に急ブレーキをかけたことで衝突事故が発生した場合は、前方の自動車にも過失割合が発生します。
以上のことから、車間距離を取らずに「あおり運転」を行っていた自動車の方が、前方の自動車よりも過失割合は高くなりますが、前方の自動車にも過失割合が発生すると考えられます(具体的な数値は、個別の事情により判断されます。)。
以上
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