・フォルクマン拘縮
上腕屈側に生じたコンパーメント症候群(打撲、骨折、脱臼などをきっかけに、組織内圧が上昇し、循環不全を起こし、症状によっては、筋腱神経組織が壊死(えし)等が生じる障害のことをいます。)のことを、フォルクマン拘縮といいます。
コンパーメント症候群の中でも頻度の多い症状と言われています。 主に、前腕部の腫脹や疼痛、指の動作痛などの症状がみられます。
特に、チアノーゼや脈拍の欠如、運動麻痺、知覚異常などがみられる場合には、注意が必要です。
症状によっては、手指の機能が完全に失われる程の重症事案です。
・治療等
初期の適切な治療が重要であり、まず、可能な限り骨折の整復やギプスで阻血の原因を除去します。
症状に応じて、緊急手術が必要となります。
・後遺障害等級(可能性)
第6級6 1上肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの
第7級7 1手の5の手指又はおや指を含み4の手指の用を廃したもの
以上
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