外傷性くも膜下出血

・外傷性くも膜下出血(がいしょうせいくもまっかしゅっけつ)  

 

 脳を包んでいる髄膜の3層のうち、(髄膜の)内側にある薄いくも膜と脳の間に出血が拡大したものをいいます。 

 一般的に、交通事故のように外傷を原因とする場合は、外傷性くも膜下出血と診断されます。 

 脳挫傷を原因とする場合や、びまん性軸索損傷を原因とする場合等が考えられます。 

 頭痛、半身麻痺、言語障害、意識障害等の症状を起こすことがあります。 

 症状によっては、外傷性正常圧水頭症を来す可能性もあります。

 

・後遺障害等級(可能性) 

 

 第1級1 神経系統の機能または精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの 

 それ以降の14級までに認定される可能性があります。                                  

                                                            以上

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