腰椎分離・すべり症

・腰椎分離・すべり症(ようついぶんり・すべりしょう)

 腰椎分離とは、椎間関節基部の骨が分離する病態をいいます。

 腰痛分離・すべり症とは、分離症が進行して椎骨が前方にずれた病態をいいます。  

 分離症があっても痛みも感じないため、多くの方が通常の日常生活を続けています。  

 しかし、交通事故に遭い、交通事故受傷の衝撃が腰部に加わることで、分離すべり症を引き起こすことがあります。  

 腰痛や足の痛み、痺れ等の症状がみられます。

 

・治療等

 分離すべり症に対する治療は、腰椎コルセットの装用、安静加療等が指示されます。  

 症状によっては、神経の圧迫を除去する椎弓切除術、椎体間固定術等が行われます。

 

・後遺障害等級(可能性)  

 第12級13  局部に頑固な神経症状を残すもの  

 第14級9   局部に神経症状を残すもの   

                            以上

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