外転神経麻痺

・外転神経麻痺(がいてんしんけいまひ)
 
 外転神経麻痺とは、外転神経(眼球を外側に動かす神経)が麻痺することにより、眼球が内側に引き寄せられる症状のことをいいます。
 (後天性の場合)脳血管の障害、糖尿病、頭部の外傷等が原因として考えられます(原因が特定できないケースもあります。)。
  主に、外転制限(正面視では眼球が内側に傾き、外側への動きが不完全になること。)や、複視(特に麻痺側を見ると複視がより明瞭になります。)等の症状があらわれます。
 

・治療等

 

 MRI検査などを行い、何らかの異常がないかの確認を行います。
 そして、原因が特定できる場合は、その原因に対する治療法を行います。

 また、症状によっては、自然に軽快する可能性もあります。

 一方で、長期間症状が継続している場合など、症状に応じて、手術(斜視手術)が検討されることもあります。

 

・後遺障害等級(可能性)


 第10級2 正面を見た場合に複視の症状を残すもの
 第11級1 両眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
 第12級1 1眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残すもの
 第13級2 正面以外を見た場合に複視の症状を残すもの 

                                                             以上

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