鎖骨骨折

・鎖骨骨折（さこつこっせつ） 　

　交通事故（自転車やバイク）で地面に手を強く突いた場合などに起こります。 　

　肩幅が狭くなったり、骨折部の変形、腫れ、疼痛等の症状がみられます。 　

　また、神経損傷を伴う場合は、痺れ等の症状も生じます。

 

・治療等 　

 　保存療法として、鎖骨バンドやギプス包帯などで固定します。 　

　また、骨折の状態（骨折が複雑で、皮膚に影響を及ぼす場合など）によっては、手術療法が必要となります。

 

・後遺障害等級（可能性） 　

　第１０級１０　１上肢の３大関節中の１関節の機能に著しい障害を残すもの 　

　第１２級５　　鎖骨、胸骨、ろく骨、けんこう骨又は骨盤骨に著しい変形を残すもの 　

　第１２級６　　１上肢の３大関節中の１関節の機能に障害を残すもの 　

　第１４級９　　局部に神経症状を残すもの 　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上