関節の機能障害・評価方法(2)

 関節の機能障害の評価方法として以下の主要運動と参考運動で測定します。

 

部位

主要運動

参考運動

せき柱(頸部)

屈曲・伸展、回旋

側屈

せき柱(胸腰部)

屈曲・伸展

回旋、側屈

肩関節

屈曲、外転・内転

伸展、外旋・内旋

ひじ関節

屈曲・伸展

 

手関節

屈曲・伸展

撓屈、尺屈

前腕

回内・回外

 

股関節

屈曲・伸展、外転・内転

外旋・内旋

ひざ関節

屈曲・伸展

 

足関節

屈曲・伸展

 

母指

屈曲・伸展、撓側外転、掌側外転

 

手指及び足指

屈曲・伸展

 

 

  これらの運動のうち、原則として、屈曲と伸展のように同一面にある運動については、

 両者の可動域角度を合計した値をもって関節可動域の制限の程度を評価します。

 ただし、肩関節の屈曲と伸展は、屈曲が主要運動で伸展が参考運動であるので、それ

 ぞれの可動域制限を独立して評価することとしています。

 

・主要運動と参考運動の意義

  主要運動とは、各関節における日常の動作にとって最も重要なものをいいます。多く

 の関節にあっては主要運動は一つですが、せき柱(頸椎)、肩関節及び股関節にあって

 は、二つの主要運動を有します。

  関節の機能障害は、原則として主要運動の可動域の制限の程度によって評価するもの

 です。

  ただし、一定の場合には、主要運動及び参考運動の可動域制限の程度によって、関節

の機能障害を評価するものです。

  なお、測定要領に定めた主要運動及び、参考運動以外の運動については、関節の機能

 障害の評価の対象としません。

                                     以上

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