むち打ち症・周辺疾患(7)

・脊柱管狭窄症

 脊柱管狭窄症とは、脊柱管が狭くなり神経圧迫症状を呈するものです。

 脊柱管を走行する脊髄は、余裕のない空間に収められていますので、変形性頚椎症による骨棘形成や、椎間板の突出、後縦靭帯骨化や靭帯肥厚が加わると、圧迫による脊髄症が発症しやすいです。

 頚椎脊柱管の前後径は、第5頚椎において日本人男性平均が16.7mm、女性で15.8mmであり、男性で2SDラインが14mmであり、それ以上は正常、12から14mmは境界領域、12mm以下であれば、成長性脊柱管狭窄症とされています。

  なお、腰部脊柱管狭窄症は一つの疾患として確立されていますが、頚部脊柱管狭窄症は一つの疾患として確立されていないのが実情であるといわれており、現に、整形外科の教科書にも記載がないことが多いです。脊椎骨の連なりで構成される骨性の脊柱管が本質的に狭い場合を脊柱管狭窄症と呼ぶ場合もあり、骨棘、椎間板、靭帯の肥厚などにより神経が圧迫される場合も含めて脊柱管狭窄症と呼ぶ場合もあります。
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