・食道狭窄(しょくどうきょうさく)
食道狭窄とは、様々な要因により、食道の一部が狭窄し、通過障害をきたす症状のことをいいます。
主に、良性のものと、悪性のものとに大別できます。
良性としては、先天性のものから、逆流性食道炎、腐食性食道炎等の原因が考えられます。
悪性の主な原因としては、食道がんが挙げられます。
その他、食道がんの手術後に食道狭窄が生じるケースもみられます
食物の通過障害や、それに伴う嘔吐、体重の減少等の症状が現れます。
・治療等
原因・症状等に応じて、保存療法や手術療法などが行われます。
・後遺障害等級
第9級11 胸腹部臓器の機能に障害を残し、服すことができる労務が相当な程度に制限されるもの
食道狭窄による通過障害は、以下のいずれにも該当するものをいいます。
① 通過障害の自覚症状があるもの
② 消化管造影検査により、食道の狭窄による造影剤のうっ滞が認められること
以上
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