外傷性鼓膜穿孔

・外傷性鼓膜穿孔(がいしょうせいこまくせんこう)
 
 外力により鼓膜に穴が開いた状態を、外傷性鼓膜穿孔といいます(直接鼓膜に外力が及ぶ直達性損傷と、平手打ちなどで圧力がかかり間接的に穴があく、介達性損傷に大別できます。)。
 交通事故との関係では、側面からの衝突による衝撃によって生じる可能性があります。
 主に、難聴や耳痛、出血などの症状がみられます。
 重症の場合、障害が内耳にも及ぶこともあり、目眩などを引き起こす可能性があります。
 
・治療等


 小さい穴の場合(特に子供の場合)、自然閉鎖することもあります(耳を清潔にし、水などが入らないように注意する必要があります。)。
 ただし、症状に応じて手術療法が選択されることもあります。

                                                              以上

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