ホルネル症候群

・ホルネル症候群
　
　ホルネル症候群は、眼と脳を結ぶ神経線維が分断されることが原因で発生します。
　主に、瞳孔が収縮して小さくなる「縮瞳」や、上まぶたが垂れ下がる「眼瞼下垂」、

眼裂の狭小、発汗低下などの症状がみられます。
　ホルネル症候群は、交感神経系が障害されることにより生じる一連の諸症状で、

交感神経を腫瘍などで圧迫した場合や、外傷により傷が出来ることで発症すること

があります（他の病気が原因となる場合や、先天性のケースもあります。）。

 

・治療等

　具体的な治療方法は存在していません。
　しかし、この病気が別の病気が原因で引き起こされている場合、その病気を特定

し治療することになります。
 　 

・後遺障害等級（可能性）

　第９級１６　　外貌に相当程度の醜状を残すもの
　第１１級２　　両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
　第１２級２　　１眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
　第１２級１４　外貌に醜状を残すもの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上