・頚椎後縦靭帯骨化症
後縦靭帯が肥厚してその一部が骨化するのが、後縦靭帯骨化症（ＯＰＬＬ）です。後縦靭帯は脊髄のすぐ前方にあるので、後縦靭帯が肥大化し、骨化すると脊髄を圧迫して脊髄症状を起こします。
骨化が１－２椎体に限局した限局型、数椎体レベルに連続する連続型に大別されます。原因は不明ですが、家系内発生例が多いので遺伝的素因が関与していると考えれています。５０歳前後の男性に多く、肥満体質や糖代謝の境界型障害と合併する傾向にあります。
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