足関節離断性骨軟骨炎

・足関節離断性骨軟骨炎(あしかんせつりだんせいなんこつえん)


 足関節離断性骨軟骨炎とは、距骨の軟骨損傷により、足関節痛をきたす疾患を

いいます。
 激しい運動や外傷(捻挫等)などが原因で生じることがあります(明らかな外

傷がなく発生することもあります。)。
  症状が進行すると、疼痛も強くなり、骨軟骨片が関節の中に遊離すると激痛を

生じたり、関節の間に挟まって、ロッキングが生じることもあります。

 

・治療等


 治療の方法は、症状等によって異なります。
 軽度の場合は、薬物療法等の保存療法を行います。
 手術が必要な場合は骨接合術(はがれそうになっている軟骨片を吸収性のピン

で固定する方法)等が行われます。

 

・後遺障害等級(可能性)


 第12級7  1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの
 第12級13 局部に頑固な神経症状を残すもの

 第14級9  局部に神経症状を残すもの   

                                   以上