坐骨神経麻痺

・坐骨神経麻痺(ざこつしんけいまひ)

 坐骨神経は大腿の裏側と下腿の一部、そして足の裏の感覚を支配しています。

 交通事故では、股関節脱臼の後方脱臼により、大腿骨上部のすぐ後ろにある坐骨神経を損傷して生じることがあります。

 坐骨神経麻痺では、ふくらはぎの裏側や足の裏の痺れや感覚の鈍麻、疼痛、膝や足の脱力感が発症し、歩行困難となります。

 断裂による重症例では、足が垂れ下り、膝の自動による屈曲運動が出来なくなる可能性があります。

 

・治療等

  保存療法として、超音波治療などの物理療法、薬物療法、神経ブロック療法、リハビリなどで対処します。

 ただし、症状等に応じて手術も検討します。

 坐骨神経麻痺の多くは、坐骨神経の圧迫や絞扼が原因のため、原因を除去すれば、徐々に改善します。

 股関節後方脱臼の場合は、この脱臼が治れば痛みなどが治癒する可能性があります。

 なお、立証のためには、筋電図、アキレス腱反射、MRI検査等を行う必要があります。

 

・後遺障害等級(可能性)

 第6級7 1下肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの

 第8級7 1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの

                         以上

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