税務訴訟/不服申立制度・税務訴訟の流れ

☆不服申立制度

・不当な処分も対象となる(cf 訴訟 違法な処分のみが対象となる)

・不服申立前置主義の採用(原則、不服申立によるか、訴訟によるかは本

 人の意思に委ねられます。)

※不服申立てに対する決定・裁決、及び、国税犯則取締法に基づく処分

に対しては、異議申立てできません(通則法75条1項、76条参照)。

 

 ☆税務争訟に至るまでの大まかな流れ

・申 告

   ↓

・税務調査

   ↓

・更正決定※1

   ↓

・異議申立※2

   ↓

・審査請求

   ↓

・訴 訟

    

 以上のようになります。

※1.修正申告をした場合、以後、不服申立てをすることはできません。

※2.不服申立前置主義が採用されていますので、原則として、異議申立・審

 査請求の手続きを経る必要があります(税通115条1項柱書、関税93条、

 地税19条の2)。

                                  以上